コラム|歯科用セラミックの種類とは?ポーセレン・ジルコニア・e.maxの違いを歯科医が解説|新宿駅南口歯科三島

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公開日:2022年8月2日
最終更新日:2026年4月8日

歯科用セラミックの種類とは?ポーセレン・ジルコニア・e.maxの違いを歯科医が解説

セラミック治療を検討していると、「セラミックは全部同じなの?」「ジルコニアやe.maxとは何が違うの?」と迷う方は少なくありません。

歯科で使うセラミックにはいくつか種類があり、見た目、強度、向いている部位が少しずつ異なります。食器のセラミックと同じイメージでひとまとめにすると、治療選びでズレやすい部分です。

この記事では、歯科用セラミックとは何か、ポーセレン・ジルコニア・e.max・ハイブリッドセラミックの違い、保険の白い歯との違いまでわかりやすく解説します。セラミック治療全体を知りたい方は、セラミック治療もあわせてご覧ください。

歯科用セラミックとは?

歯科用セラミックとは、詰め物や被せ物に使う白い補綴材料の総称です。天然歯に近い色や透明感を再現しやすく、見た目を重視した治療でよく使われます。

ただし、歯科用セラミックは1種類ではありません。同じ「白い歯」に見えても、素材ごとに強度や特徴が異なるため、部位や噛み合わせに合わせた選択が必要です。

ポーセレンとは?

ポーセレンは、歯科で昔から広く使われてきた代表的なセラミックです。歯科用セラミックというと、まずこのポーセレンをイメージする方も多いかもしれません。

透明感があり、前歯のように見た目を重視する部位で使いやすい一方で、強い力がかかると割れやすい面があります。そのため、奥歯や力が集中しやすい症例では他の材料が選ばれることもあります。

ジルコニアとは?

ジルコニアは、セラミックの一種でありながら非常に高い強度を持つ材料です。奥歯やブリッジなど、負担の大きい部位でも選ばれやすいのが特徴です。

一方で、ポーセレンに比べると透明感の表現には差が出ることがあり、見た目の自然さをどこまで求めるかで選び方が変わります。

e.maxとは?

e.maxは、見た目の自然さと実用的な強度のバランスがよいセラミック系材料です。前歯だけでなく、適応を見極めれば奥歯にも使われることがあります。

ポーセレンより強度面で有利なことが多く、ジルコニアほど硬すぎないため、審美性と実用性の中間的な選択肢として検討されます。

ハイブリッドセラミックとは?

ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンを組み合わせた材料です。レジン単体より見た目や耐久性がよく、純粋なセラミックより費用を抑えやすいことがあります。

ただし、純セラミックと比べると、長期的な色の安定性や質感では差が出ることがあります。

保険の白い歯との違い

歯科で使う白い材料には、保険診療で使うレジン系材料もあります。見た目は似ていても、セラミックとは性質がかなり異なります。

比較項目 セラミック レジン系材料
見た目 透明感が出しやすい 自然さに限界があることがある
変色 変色しにくい 経年的な着色が起こりやすい
強度 材料によって高い 摩耗や欠けに注意が必要

どのセラミックを選ぶべき?

どの材料がよいかは、見た目の希望、奥歯か前歯か、噛む力の強さ、費用の考え方で変わります。

  • 前歯で見た目を重視したい → ポーセレンやe.maxが候補になりやすい
  • 奥歯で強度を重視したい → ジルコニアが候補になりやすい
  • 費用とのバランスを見たい → ハイブリッドセラミックも選択肢になる

実際には、お口の状態によって適した材料が変わるため、素材名だけで決めるのではなく、治療計画全体で考えることが大切です。費用感も含めて確認したい方は、料金表も参考にしてください。

よくある質問

ポーセレンとセラミックは何が違うのですか?

歯科では、ポーセレンはセラミックの一種です。つまり「セラミック」という大きな分類の中にポーセレンが含まれると考えると分かりやすいです。

ジルコニアはセラミックに含まれますか?

はい。ジルコニアも歯科用セラミックの一種です。ただし、強度や見た目の特徴がポーセレンとは異なります。

銀歯を白くするならどの材料がいいですか?

前歯か奥歯か、見た目をどこまで重視するか、噛む力が強いかどうかで変わります。まずはセラミック治療全体を整理したうえで選ぶのが自然です。

まとめ

歯科用セラミックには、ポーセレン、ジルコニア、e.max、ハイブリッドセラミックなど複数の種類があります。

それぞれ見た目や強度、向いている部位が異なるため、「白い歯なら何でも同じ」とは考えない方が安全です。

銀歯を白くしたい方や、セラミック治療を検討している方は、セラミック治療もあわせてご覧ください。